2016.04.06 Wednesday

>>[DCゲーム紹介]親切設計が嬉しい、誰でも気軽に遊べるパズルゲーム「Leona's Tricky Adventures」

☆DC新作レビュー。「Leona's Tricky Adventures」
先日から販売を開始したDCで遊べる新作ゲーム「Leona's Tricky Adventures」
*数年の開発を得てリリースされたわけですが、
パズルゲームという性質状、見た目で伝わり辛い部分もあると思います。
今作はどんなゲームなのでしょうか?
本日は「Leona's Tricky Adventures」を紹介します。
*記事の最後にDCリリースラッシュについても少し触れてみました。

スクリーンショットの撮影環境の影響で左右と上に枠がでていますが、4.3環境では通常枠はありません。
あまりスクリーンショットの画質が良くありませんが実際はもっと鮮明な画面で遊べます。


タイトル画面

マウス対応のため、スタート画面にマウスの文字


<< 動物たちが住む世界でパズル。動物を助け世界を開放しよう >>
主人公のLeonaが冒険するのはBasopiaという、会話のできる動物たちが生活する世界。
プレイヤー(Leona)の目的はBasopiaの住民たちを助けることにあります。

「Leona's Tricky Adventures」はMAPのあるストーリーモード的なモードで遊ぶことになるのですが、
MAP上は移動するだけでなく、Basopiaの住民たちとちょっとした会話することも可能です。

話を聞いてみるとBasopiaの住民たちは、どうやら困っているようです。
パズルを解くことで、住民たちの助けとなります。


画面の中央の郵便ポストのようなものがソケット。MAP上に多数配置されている。
ソケットを調べるとパズルが始まる。

住民たちとの会話からなるストーリー要素ですが、
テキストの量は少な目。日常会話程度です。

例えば
住民:家が無くなってしまった

プレイヤーがパズルのノルマを達成することで、住居が復活→感謝

このようなストーリー要素は開発者によると、緩急の少ないパズルゲームである性質状、
取り入れた要素のようです。
重厚なストーリーを期待する人には物足りないかもしれませんが、
確かにゲーム進行やノルマを達成するにあたって、こういった会話でもあった方が
プレイヤーの攻略意欲を一定数掻き立ててくれるので
パズルのみをこなすよりも、あって嬉しい要素ではないでしょうか?
とはいえ攻略する上で必読でもなく、英語が読めない方でも問題ないともいえます。

案内役となるのはフクロウ



動物たちとの会話
ストーリーがあっさりしているのは、ある意味、海外産のあるあるか


最初はいける場所も少ないのですが、クリアするごとに、世界は解放され広がっていきます。
道ができるだけでなく、何もなかった場所に木々が生えたり、
住居が復活したり、洞窟の入り口が開放されたり


ノルマ1のクリアでは畑に変化はない


ノルマ2までクリアすることで畑に変化が!


ノルマ2までクリアしたことで宝箱が現れた場面


<<  気軽に遊べるパズルゲーム [ルール説明] >>
さて、ゲームのメインとなるパズルですが、
こちらがパズルのゲーム画面です。


序盤はフクロウが解き方を教えてくれる。

画面が左右2つに分かれています。
プレイヤーの目的は左のパズルを右の状態にすることです。
右は見本なので、プレイヤーが操作するのは左側のみ。
パズルの色は赤、黄、緑、青、紫の5色。
クリックするごとに赤→紫方向に進んでいき紫の次は壊れてしまいます。
画面の中心部に進行順が表示されいるので、順番は常に確認可能です。

ポインターを操作し、クリックすることでパズルの色を変化させることがでるのですが、
1クリックでポインターを中心とした十字方向の色が変化
中心部(クリックした場所)のみは2段階進行
します。(十字なので最高5カ所)
上記のスクリーンショットのをもう一度みてください。
このパズルの場合、真ん中をクリックすれば右画面のように変化するのです。

1ソケット(セット)辺りの問題数は5〜8問程度。
時間としては1問あたり1分もかからないものもありますし、かかっても数分程度で攻略できる問題が中心。

ノルマはソケットごとに2段階設定されています。
1はゲームを進める上での必須のノルマ。
2をクリアすれば、「住民の助け」になったり「他に道が開かれたり」といったプラスαの要素が解放されます。
画面の上「1/3/-」とありますが、左から「達成数/ノルマ1/ノルマ2」となっています。


序盤は、どこをクリックすればいいのか光って教えてくれる。

「Leona's Tricky Adventures」は対戦パズルではないので対戦要素はなく、1人プレイ専用となっています。
何分で攻略できたか? というタイマーはあるものの
攻略するうえで時間制限はなく、ゆったりと問題に取り組むことが可能です。
最初はただ単純にどこをクリックし、色を変化させるかという問題ですが、
進めるうちに壊す要素パズルを破壊し落とすなど、性質の異なる問題もでてきます。



「壊す」がテーマの序盤問題。



この問題も右の状態にするには、変化だけでなくパズルのどこかを壊す必要がある。
落ちものパズル的な感じも


<< ストレスを軽減させる親切設計。ボリューム大=高難易度ではない >>
「Leona's Tricky Adventures」は総問題数が数百問というボリュームのある内容になっていますが、
ゲームを進める上で一方通行的に難易度が上がり続ける難易度調整はなされていません。

基本的に
1ソケットごとに「初期問題→難易度上昇しつつ、最終問題」という流れになっており
ソケットごとに難易度はリセットされます。
しかもノルマが2段階となっているので難易度の上がった問題は解きたくなければ、
飛ばして次に進むことも可能です。
ゲームを進めるうちに問題の性質は変化しますが、初期問題から始まるので挑みやすくなっています。

またボタンを1回押すごとに1手ずつ、「戻し」、「進み」が可能。
問題中に手間違えてしまったとしても、最初からやり直しということが発生しないので
ストレスなく自分の考えを試すことができます。セーブもいつでも可能です。
1問あたりの時間も長くなく、気軽にプレイすることが可能です。

今作を説明する上でピクロスの名が上がることがあるのですが、
パズル性は全く違いますが、倉庫番であったり、*ピクロスであったり、
焦ることなく一人で気軽に楽しめるパズルゲームという点では共通しており、
そういった作品が好きなかたには、いいのではないでしょうか。
短期間で全問クリアを目指すというよりも、ちょこちょこ進めるのがお勧めのプレイスタイルかと思います。

*時間制限のある作品もあるので一部作品を除く



今作でしか味わえない、絶対的な個性や中毒性こそないものの、
パズルのみではなくMAPにキャラを配置して世界観を構成し、1手ずつ「戻し」・「進み」が可能、
どこでもセーブできる、MAPを表示できる地図に、MAP上を移動できるワープポイントなど
今作ではプレイヤーへ無駄なストレスを感じさせない配慮ができており、丁寧に作られた印象を受けます。
実際、海外ではプレイヤーの評価は好評なようで、その評価も頷けます。

シューティングやアクションが中心のDCインディーズ群のなかで、
適度に頭を動かせますし、息抜きに最適な作品ではないでしょうか。
DCインディーのゲームジャンルに幅を出してくれたこと評価したいところです。


サウンドテストも配備
「Leona's Tricky Adventures」のサウンドは、
聞いていて心地よい音楽が多く、今作の世界観の構築に一役買っている。


今作にもあるVMUの液晶画面
やはりドリームキャストで遊ぶ以上は欠かせません。
これはロード画面のもの。(ロード時間は短めの作品です)
ちょっとしたことですが、やはりDCだけの嬉しい要素。
VMUに表示される画像は数種類あり、
今回掲載したのはこれですが、メインのグラフィック違います。
実際にプレイして確認してみて下さい。


<< Dreamcast作品。開発からリリースまでは年単位が必要。DCの今後は? >>
ここのところ海外のDreamcastインディーズタイトルが幾つかリリースされており
リリースラッシュの感じもあるのですが、
最初にも触れましたが、今作も開発に数年単位がかかっています。
公式の開発期間は2013〜2015年
実は「Leona's Tricky Adventures」も一時期は本当にリリースできるのかと思った時期もありました。
意欲や技術などといった開発上の問題だけでなく、金銭面の問題など紆余曲折あったことが想像できます。
実際、DCのインディーズタイトルの中でもリリースまで到達できなかったタイトルもあるからです。
近年のリリースラッシュは数年前に開発が始まった幾つかのタイトルの中から
リリースまでたどり着いた作品が発売を迎えられたという面もあるのです。

今年の時点でも開発中のタイトルを数点確認できており、
早ければ今年中に入荷できるものもあるかもしれませんが、
どれも今年に開発がスタートした作品ではありません。
開発中の作品もあり、DCで遊べる新作インディーズ作品はまだ打ち止めとはならないでしょうが、
5年後も10年後はどうなっているでしょうか?

5年後も10年後も、「またまたDCに新作が登場!」と言ってみたいものですが、
制作したいと思う製作者・ゲームの質、製造できる環境、ハード面などプレイ可能な環境、
そして購入していただけるお客様、
どれかが欠けても続かないでしょう。さて今後どうなるでしょうか。
2015.02.19 Thursday

>>[DC新作] Alice's Mom's Rescue(アリスの母親の救出) 今度はドット絵アクションパズル。

<<DC新作登場! アリスをモチーフにした、アクションパズル>>

DCで遊べるゲームにまたもや新作が登場。
発売延期されている*「Ghost Blade」とは違い3月後半〜4月入荷予定となっています。
*「Ghost Blade」はまだはっきりとした時期はわかりませんが、2015年度の遅い月となりそうです。


☆STORY
巨大なカラスにさらわれた母親を助けるためにアリスは冒険へ出ることに

アリスは無事に母親と再会できるのでしょうか?


<< ルールは単純明快。ほのぼのドット絵>>
今作のジャンルはアクションパズル
マップ上のどこかにあるゴールを目指す、ステージクリア型のゲームとなっています。
グラフィックは可愛らしい8ビット時代風のドット絵。
マップ上には幾つかの仕掛けと、鍵&トビラが配置されており、
トビラを開くには同色の鍵が必要となります。
プレイヤーはアリスを操作し、正しい手順でゴールを探す必要があります。

「Alice's Mom's Rescue」の一番の特長とも言えるのが主人公のアリスがマップ上に生えている
2種類のマジックマッシュルームの効果で、小さくなったり大きくなったりできること。
小さくなれば、狭い場所に入れるものの、身体能力は低下しまうマイナス要素も。


通常サイズに戻れるマジックマッシュルーム。飛び乗ることで効果発動


ちびアリス状態ならば、狭い場所へも


<< 真の敵は、一撃死と順序選択にあり >>
ステージ上には敵として猫などが配置されていますが、
アリスはHPがあるので、敵に当ってしまっても一発アウトということもありませんし、
これら敵に関してはそれほど脅威に感じることはないでしょう。

それよりもプレイヤーを苦しめることとなるのは落下(即死)の恐れのある
アスレチック要素に、正しいルートで攻略する必要があるという点です。
トゲや足場の無い場所への落下は一撃死となり、さらにゴールまでの順序を誤ると、
戻ることも不可能となり、*ゴールに辿りつけ無いという場面も。
「Alice's Mom's Rescue」は時間制限もありませんし、穏やかな世界感ではあるのですが、
この「一撃死」&「順序選択」の2点が、緊張感を生み出しています。

*リトライ可能

順序に関しては、例えばアリスの体を大小されるマジックマッシュルームを使う場面。
配置されているマジックマッシュルームは小さい方に触れれば小さくなり、
通常サイズに戻るには大きなマジックマッシュルームに触れる必要があります。
ということは、近くに2種類のマッシュルームが無い場合どちらかのサイズに固定となってしまいます。
「順序を誤る」→「リトライ」となってしまうのです。


一見かわいらしい猫。邪悪な猫という設定なので、これでも敵キャラ



<< 気になるゲームボリューム >>
「Alice's Mom's Rescue」のステージ数は
3ワールド
25ステージ
となっています。
この数を知ったとき、正直物足りなさを感じました。

「Alice's Mom's Rescue」には同類作品によくあるマップを見渡すということができません。
そのためステージを隅まで歩き回る必要性が生じます。
とはいっても1つ1つのステージの広さはそれほど大きなものではありません。
「だだっ広いマップを歩き回る」というわけではなく、リトライに対するロード時間も短めです。
意識的にプレイストレスへの配慮がなされているのかもしれません。

肝心のゲームボリュームですが、
「正しい順序で進む必要性」、「アスレチックでの失敗」、「マップを見渡せない点」
これらの要素がプレイ時間を多少は稼いでくれるでしょう。
しかし、プレイヤーの腕にもよりますしボリューム不足は懸念されます。


ワールド2の舞台となる。洞窟ステージ
危険なマグマ地帯がある場所も


<< 製造中止から14年後にDC初参入 >>
「Alice's Mom's Rescue」は目新しい点を多く感じる作品ではありません、
ボリューム不足にも懸念があります。
しかし操作性は悪くなく、正しいルートを見つけたとき、
鍵を発見したときに感じられるパズルゲームならではの面白さはあります。

また最初の印象ではDreamcastとしては物足りなさを感じたグラフィックも
今作のゲーム性を考えれは気にする必要もなく、
むしろ第一印象から可愛いと好意的に受け止める人もいます。
そしてミュージックも世界感によく馴染んでいます。


プレイ中、ドット絵と音楽で癒されるとも、


また今回「Alice's Mom's Rescue」を開発したデベロッパーはDCインディーズへ
初参入という点も見逃せません。Dreamcastが2001年に製造中止が発表されてから14年。
今でもDCで遊べるゲーム(インディーズ作品)は当店でも入荷してきた通り、
シューティングゲームを中心に新作が発売され続けています。

インディーズ作品でも、デベロッパー (開発業者)、パブリッシャー(発売元)があり
「Alice's Mom's Rescue」の開発は今までDCで発売されてきたシューティングゲーム、
また今度入荷を予定している「Pier Solar HD」などとは違う開発になります。
わざわざ、14年前に撤退したゲーム機にあえて参入しているのです。
今後のDCインディーズシーンを見守るという観点からいえは外せないゲームになるのかもしれません。


DCゲームなので、ぷるぷるパック、VGA、VMUに対応

VMUに表示されるアリス
ちょっとしたことですが、DCだけの嬉しい要素


[その他、気になった点]
・ステージ数の表示がない為、自分が現在どのステージをプレイしているかが分からない。
・DC独占配給作品ではない。


<< 初回だけ特別価格で >>
今回、bit-gamesで「Alice's Mom's Rescue」を扱うこととなり、
メーカーさんには資料の提供など、いろいろ協力していだきました。

こうやって異例の詳細記事を書けたこともそうですが、価格面に関しても、
このボリュームでアクションパズルである点など結構言わせていただきました。
その為、初回もしくは予約分という限定ですが、今回の価格での販売が可能になりました。
これでも高いと感じる方もいると思う価格帯ではありますが、
これでも当初の予定よりもだいぶ下がっています。

今作はシューティングではなく、アクションパズルということもあり、
一般分販売は他のDC作品ほどは入荷はしないつもりです。
また再入荷が今後実現したとしても、かなり大幅な円高にでもならない限り価格は確実に上がります。
初回の機会を逃さず、予約でお買い求めいただければと思います。



☆通常版、LE版の2バージョン

通常版

・Alice's Mom's Rescue[輸入品DC](新品)アリスの母親の救出


世界で300本限定 Limited Edition

・Alice's Mom's Rescue Limited Edition[輸入品DC](新品)アリスの母親の救出 リミデッド エディション


[Limited Edition特長]
・OST:オリジナルサウンドトラック 全17曲
・外箱(DVDケース)LE仕様



 
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