2010.09.25 Saturday

>>人気者の時期もありました。2Dマリオ? Gex 3:Deep Pocket Gecko(ゲックス3:デープ ポケット ゲッコー)

今回紹介するゲームはかつては人気ものだった洋キャラ、
Gex(ゲックス)のGBCソフト。

・Gex 3:Deep Pocket Gecko(ゲックス3:デープ ポケット ゲッコー)

です。

元は据え置き機で出ていた「Gex 3:Deep Cover Gecko」という作品の
GBCバージョンのようです。
よく見るとGBC版のラベルにもDeep Cover Geckoと書いてあり
Coverを訂正して「 Pocket 」になっています。
ちなみに据え置き版は未プレイのため、比較はしていません。

まずなぜ「Gex 3:Deep Pocket Gecko(ゲックス3:デープ ポケット ゲッコー)」を
入荷しようかと思ったかといえば、携帯ゲーム版のゲックスの中でも
比較的評価が良かったからです。
ゲックスは海外では、かつていろいろ作品が出ていたのでゲックスの存在自体は、
見聞きしたことがあるという人もいるでしょうか?
レイマンなんかは今でも残っていますが、ゲックスは最近では見かけなくなってしまいました。

さて今作は2Dアクションなのですが例えるならマリオ64に代表される
スター収集システムに似ています。
ステージでいくつかのミッションが用意されているので
それをクリアすることでステージの1ミッションをクリア。
クリア時に手に入るアイテム(マリオで言うスター)の個数で
次のステージに入れるか決まります。
実際はゲックスではスターではないのですが、説明しやすいので
以降もスターと呼びます。

ゲックスではスターを集めないと、次のステージには進めません。
マリオと同じでステージごとに入れるスター個数が決まっているからです。

お題(ミッション)は、ボスを倒せ、特定の敵を倒せ、コインを100枚集めろ、
ステージに散らばった特定のオブジェを全て破壊しろなど。
これもマリオ64をやったことのある人ならイメージしやすいのではないでしょうか。
クリアしたステージに再度入ることもできます。

このシステムのため、やり込むには1つのステージを探索して熟知する
必要があります。右に進むだけの、横スクロールアクションでもなく、
近年のドラキュラのような探索アクションでもない、
2Dステージでいろいろ遊びたい方には良いと思います。

まあGBC版ゲックス3を2Dマリオ64というのは大げさですし、
ハイジャンプの方法に癖があったりもしますが、
高いところから落ちるときのアクションがちゃんと用意されていたり、
ステージごとに衣装が変わったりと細かい遊びがなされていてますし、好感触。
もし国内で発売されていたとしたら隠れた良作などと評されていたのでは?
と思う作品です。


タイムアタック動画。攻略に迷ったときにも、参考になります。
基本操作は、GBCゲームだけあってジャンプ、ハイジャンプ、シッポ攻撃とシンプル。
2010.03.06 Saturday

>>GB、GBC、GBA。ゲームボーイシリーズの通信について。

GBシリーズというのは沢山の機種が出ています。
当時としては小さかったのですけど、今になると大きいサイズの初代GB、
小ささが売りだったGBポケット、カラー対応したGBカラー、
次世代機として発売されたGBA。
GBAシリーズだけでもGBA、GBASP、GBMと3種類もでています。
GBポケットも電池の消耗具合がわからない初期型とわかるようになった
後期改良型、ライトがついたGBライトなど
こうやって振り返ってみると、GBシリーズは本当に多くの機種がでている
ことがわかります。

それに合わせて通信ケーブルもいくつか出ています。
初代専用のものだったり、GB・GBC対応、GBA用、GBM用など
またサイズが違うケーブルを使用可能にする変換コネクタなんかも出ています。

大きく分けるとGBシリーズの通信には「ゲームボーイシリーズの通信ケーブル」
GBAソフトの通信にはGBAの通信ケーブルが必要になります。
GBA,GBASPなどGBAではGB/GBCソフトを遊ぶことができますが、
GB/GBCソフト通信をする場合には「ゲームボーイシリーズの通信ケーブル」
が必要になるということです。
これは意外と知られてなく、紛らわしいので例を書きますと、
たとえばGBASPで「GBポケモン」や「カードヒーロー」などの通信をしたいときは
「ゲームボーイシリーズの通信ケーブル」を使用すればGBASPでも
通信ができることになります。

先日入荷した
・GB/GBC通信ケーブル[バルク品](新品)ゲームボーイシリーズ対応

はゲームボーイシリーズの通信ケーブルになります。
任天堂製ではないですが、コネクタが大きいの(初代GB用)と小さいの
あわせて4つ付いているので
GBAでのGBソフトの通信や、GBCなどで使えるだけでなく
初代のでかいGBとの通信も可能です。

「ゲームボーイシリーズの通信ケーブル」は古い製品のため
今ではありえない価格(プレミア)で販売されいることもありますので、
是非こちらをご利用ください。

また、ゲームボーイミクロ同士の通信には
・ゲームボーイミクロ通信ケーブル
が使用できます。
2010.02.15 Monday

>>toki tori[欧州版GBC]トキトリ。海外限定なのに日本版語対応ソフト。

先日入荷したカプコンから発売されたGBCソフトのtoki tori[欧州版GBC]トキトリは
ちょっと変わった仕様です。
スイッチを入れ、ゲームを始めるとメーカークレジットの後に
言語選択があるのですが、


上から
英語
フランス語
ドイツ語
スペイン語
にほんご

えっ! 海外ソフトなのに日本語が選択肢にあります。
当店で扱いのあるソフトでは、GBAのトレジャー開発の
海外版「アストロボーイ:オメガ ファクター(鉄腕アトム)」
が海外では完全版となって発売され、日本語選択ができたということがありました。
これは国内のファンへの「完全版出しました」的なメッセージなのかな
と勝手に解釈していますが、アトムは一応国内版もあるソフトですから
日本語に対応するのはそう難しいことではなかったと思います。
でもtoki toriトキトリは国内では発売されていませんので、
日本語版の開発は終わっていたにも関わらず発売が中止になってしまったのかな〜と。
真相は、どうなんでしょうカプコンさん?

国内発売中止になったソフトは沢山ありますが、こういうケースは珍しいです。
少なくとも私の知る限りではGB,GBAではこのソフトだけです。

toki tori[欧州版GBC]トキトリはさまざまなアイテム(回数制限あり)を
有効活用して面に散らばった卵(仲間)を全部回収するとクリア。
という面クリア型のアクションパズルゲームです。
これが、日本語対応ということで、ストーリーだけでなく
橋を架けたり、ワープしたりなど、アイテムの効果まで日本語で
説明してくれるので、海外版なのにとっても遊び易いんですよ。

アイテムで印象的なのは、敵を凍らすことができるバズーカ。
バズーカは敵を凍らせることができ、敵がいることで通れなかった
道を通れるようになったり、また使い方を誤ると凍った敵で道が塞がって
しまうアイテムです。
主人公は、普段はのほほんとしている顔をしているのですが、
このバズーカを持つと強気になるのか、表情がキリリとするんですよ。
この表情がなんかいいんですよ。

toki tori[欧州版GBC]トキトリは欧州では人気ゲームとのことで
PC版などもあります。
PC版などは下のサイトさんでも特集されています。
参考URL
GAME Watchさんの海外版Wii Ware特集にてトキトリ
WindowsCE FANさんの記事でToki Tori

日本語対応。バズーカーを持つとキリリとするトキトリ
toki tori[欧州版GBC]トキトリ

2010.02.12 Friday

>>実は良ゲー。「Trials HD」風GBゲーム。EVEL KNIEVELイーブル ニーブル

今回紹介するのは、GBCゲームの


・[海外 GBC ソフト 北米 欧州]EVEL KNIEVEL イーブル ニーブル


です。

前置き
今作は、1月のイベント参加者様が私物として持ってきていた作品で
そのバカゲーっぷりに支部長も大興奮していた作品になります。
現場で私はプレイしなかったのですが、遊ぶ様子を見ただけで
EVEL KNIEVELの魅力に取り付かれてしまい、今回の入荷となりました。

EVEL KNIEVELはバイクに乗ったスタントマンのゲームです。
EVEL KNIEVELというスタントマンがかつていたようでなので、
おそらくEVEL KNIEVELさんを元に製作されたスタントゲームなのでしょう。

操作方法は単純
前後で体重移動、Aアクセル B方向転換(前後)、↓でブレーキ
これだけです。
この操作で、さまざまなオブジェクトや凹凸のあるステージを攻略していきます。
今作の最大の特徴は、リアルさ。
ゲーム化したバイクゲームは、ちょっとした体重移動のミスくらい
横転せずに許してくれるものもありますが、EVEL KNIEVELは違います。
ちょっとしたミスも許されません。ジャンプした後の着地でのバランスや、
坂道を登る時のバランス、ウィリーした状態でアクセルを吹かし過ぎると、
問答無用、後頭部を強打してしまいます。
今作は転倒すると、リスタート(ゲームオーバーではない)になってしまうので、
ちょっとしたミスも許されないのですが、このバランスを保つのがかなり難しいです。
それは現実世界で凹凸のあるコースを走るとしたら、
これくらい難しいのでしょうが、ゲームなのにここまで厳しいとは……。

バイクというのは後輪だけがエンジンで回転する乗り物ですから、
そのことも考慮し、微妙な操作が必要になります。
凹凸を上手く攻略するには、体重移動だけでなく、ブレーキの使い方なども
重要になってくるのです。

チューンが攻略のカギ。GBC版「Trials HD」
EVEL KNIEVELではさまざまなステージが用意されていますが、
ステージに入る前には
「スピード」、「加速度」、「ブレーキ」など5項目を5段階自由にチューンできます。
コースにあった調整を考え、セッティングするのが攻略のカギになります。
急な坂のあるステージを攻略するには?
凸凹が多いステージにはどんなセッティングが合っているのか、
考えてセッティングしましょう。
セッティングがコースに合わないと、難易度も上がり、坂も頂上まで上りきるのもままならないでしょう。

今作はイベント時に何人かの方がプレイされていましたが、
練習ステージの序盤(傾斜のある坂らへん)で皆が横転を繰り返し
練習ステージさえまともに攻略できないと、その高難易度っぷりに
笑い、バカゲーのように扱われていましたが、実際に遊んでみると、これがハマリます。
バカゲーのつもりでの入荷でしたが、横転の連続に耐えステージを攻略していくと、
これなかなかの良作じゃないですか! という大事なことに気づきました。
中古ソフトの動作確認のつもりが、つい夢中になってしまい、
そのまま販売しないで、手元に残したかったくらいです。

EVEL KNIEVEL(GBC)を遊んでいると何かに似ているな〜と思います。
GBバイクゲームのモトクロスマニアックスでもFCのエキサイトバイクでもない、
そして思いました、これはXBOX360の「Trials HD」に感覚が似ていると思います。
もちろん、爆破など派手な演出はないのですが、体重移動などバランスを考え、
ありえないステージを攻略する遊び心地はGBC版「Trials HD」と言ってもいいのではないでしょうか。


開発&販売会社は実は○○。
実は今作、グランドセフトオート(GTA)シリーズの
Rockstar Games発売、開発はTarantula Studios
の作品なんですよ。こういう作品も手がけているとは驚きです。

動画のようにステージを攻略できるようになるには、かなりの鍛錬が必要です!
2010.01.25 Monday

>>国内版とは微妙に違う。GB/GBAで遊ぶゲーム&ウオッチ

当店の人気商品に
GBAのGame & Watch Gallery 4[北米版]ゲーム&ウォッチ ギャラリー 4
欧州版:Game & Watch Gallery ADVANCE
があります。(現在は両方売れきれ中)
今作は、かつて発売された「ゲーム&ウオッチ」作品をGBAへ移植したもので、
日本で未発売だったゼルダの伝説のゲーム&ウオッチ版なども
多くのゲーム&ウオッチ作品が収録されています。

そしてGBAの影に隠れるように、そっと当店に置いてある
もうひとつのGame & Watch Galleryがありますそれが
Game & Watch Gallery 2
今作には「パラシュート」「ヘルメット」「シェフ」「バーミン」
「ドンキーコング」「ボール」
が収録されています。
これは国内でも、ゲームボーイギャラリー2として発売されている
じゃないか、と思われそうな商品ですが、実は海外版はカラーに
対応しているという、微妙に国内版とは違うバージョンなんですよ。
しかも、GBAは多くの作品が収録されているようで
バーミンヘルメット
の2作品は現状GBC版にしか移植されてないのです。
ですので、カラーで2作品を遊びたかったらGBC海外版しか選択肢がないんですよ。

海外ゲームは言語が違うだけでなく、たとえ同じソフトでも日本と海外では、
音声や難易度、敵の種類だとかステージ、ソフトによりさまざま微妙に変わってくることもあるので、そういった変化で洋ゲーの楽しみ方もあります。
 
2009.11.30 Monday

>>ベルトスクロール感覚で遊べるアクションゲーム。GBC、Blade(ブレイド)。紹介/レビュー

注目ソフトでは新品扱いのあるゲームだけを、取り上げていましたが、
今後は当店で扱いのあるゲームは中古でも気になるタイトルがあれば、
注目ソフトや、ちょこっと紹介などで取り上げていこうと思います。

国内の開発会社による、海外限定の作品。
さて、GBCで記念すべき第一作の注目ソフトとして取り上げるのは
GBC専用ソフトとして海外のみで発売されたBlade(ブレイド)です。


[海外 GBC ソフト 北米 欧州] Blade(ブレイド)

原作は映画にもなっているので、Blade(ブレイド)の存在自体は知っている人も
結構いるのではないでしょうか?
開発は日本で馴染みのある、「星のカービィ」シリーズ、「大乱闘スマッシュブラザーズ」
シリーズを開発したHAL研究所です。

訂正。開発自体は、エイビットという別会社のようです。
謹んで訂正させていただきます

海外では、今作のように日本が関わっているのにも関わらず、
国内発売されなかったゲームも多く発売されています。


3つのモード。ベルトアクション?
今作は、3つのモードから構成されています。
その3つというのは、横スクロールアクション、シューティング、
ボス対戦モード(格闘?モード)。
ほとんどのステージで、横スクロールアクション、シューティング、
をすることになり両方を無事に攻略すると、ボスとの対戦が待っています。

3つのモードがあるBlade(ブレイド)。中でもメインとなるのは、
横スクロールアクションです。今作の横スクロールアクションは、
マリオのように常に右に進むわけでもステージを探索するわけでもありません。
少し進んでは、一定の敵を倒すことでまた先に進める、ファイナルファイトのようなシステム、
いわゆるベルトスクロールアクションゲームと呼ばれる作りになっています。
ベルトスクロールアクションといっても今作は、左右の移動のみで
ジャンプもなく、縦軸もないので、正式にベルトスクロールアクションゲームというのは
ちょっと分かりませんが、遊び心地はベルトスクロールアクションゲームです。
ジャンプがないというのも、実はこれを書くのに改めて触って
認識したというくらいで、欠点として目立つほどのものではありません。

このモードの大きな特徴それは、多彩な攻撃方法。
基本はAで攻撃、Bでガード。横二回でダッシュ。
A+Bで使用回数が決まっている特殊攻撃(全体を攻撃します)

そして
攻撃ボタン連打によるコンビネーション。
↓+Aを押せばアッパー、↑+Aではボディー
↓+Bでジャンプ回転蹴り(左右の敵を攻撃可能)、
敵をピヨらせた状態では、↑+Bで前蹴り、
横+Bで投げやナイフでトドメを刺すといったことが可能。

さらに
Bでできるガードは、敵に攻撃されす瞬間にタイミングよくガードを
すると連続攻撃のカウンターになります。
カウンターの気持ちよさは、SFCのリターンオブドラゴンみたいです(言いすぎ)。

他のモード、シューティングモード、ボスモード
シューティングモードといっても、もちろん飛行機のシューティングでは
ありません、十字キーで的を移動させ、Bで左右へ攻撃
Aでは画面奥の敵を攻撃することができます。
敵が投げてくる手榴弾系の攻撃も、同様にA、Bで左右と奥を
判断して対処する必要があります。
後半になると、敵の攻撃も激しくなるので、A、Bの使い分けを瞬時に
判断しなくてはならなくなるので、結構大変です。

ボスモード
横スクロール時は体術がメインでしたが
ボスとの戦闘では剣での戦闘になります。
Aで攻撃。Bでガード
A+Bでジャンプ。あとはダッシュ攻撃などがあります。
横スクロールのときとは操作感も変わります。


パワーアップなど
GBC、Blade(ブレイド)はこの3つのモードでステージを攻略する
アクションゲームです。
ステージはMAP上から自分である程度選択できます。、
1が一番簡単とは限らないので、なかなか先に進めない時は
違うステージから攻略してみるといいと思います。

またMAP画面ではステージで稼いだお金で、アーマー、ソード、カンフーなど
好きなスキルをパワーアップをすることもできます。
(パワーアップって、なぜか洋ゲーに多いシステムです)
このパワーアップの仕方次第では、次のステージの攻略が困難に
なるので、少し考えて割り振りしましょう。
もし銃を少しも強化しないで、先に進むと痛い目に合うので注意が必要です。


まとめ
ボス戦は一部のボスが強力だったり、横スクロールアクションでは
縦軸がなく、ちょっとしたハメ技もあったりするのですが
3種類のモードがあったり、GBCにしては多彩な攻撃が可能だったり
なかなかよくできている作品だと思います。
ファイナルファイトのようなベルトアクションが好きな方は、
一度遊んでみて欲しい作品ですね。

また1月のイベント時にも、持っていくつもりですので、
気軽に遊ばせてください、と声をかけてくださいね。
(当日、もしくは当日までに売れてしまっていたら、申し訳ありません)
 

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